敷金返還交渉や賃貸トラブルには法律の知識やノウハウを知らないと多大な請求に驚く場合もあります。トラブル解決の方法、ノウハウや、コツについて解説します。

屋上の防水工事後喘息のシックハウス症候群の疑い?

私は、鉄骨造の集合住宅(賃貸)の、最上階に住んでおりますが、最近、屋上の防水工事がされ、工事が始まってから、喘息のような状態になり、シックハウス症候群を疑っています。

大家さんには、工事終了直後から、状態を伝え「何とかして欲しい」と言っていますが、まったく取り合ってもらえません。

特に気分の悪くなる場所に、ビニールを貼ってみたところ、日によってビニールが膨れたり萎んだりするので、もしかしたら、部屋のすきまから、屋根裏の空気が吹き込んでいるのではないかと思っています。

実際、症状が改善されてきたので、部屋中にビニールを貼りたいのですが、転居する時に、敷金が戻ってこないのは困ります。

今は、すべての窓を全開にして凌いでいますが、梅雨や夏になればそうもしていられないでしょうし、今も、寝ている間は、戸締りをするので、呼吸が苦しくて、早朝に目覚めます。
だからと言って、今すぐ、引っ越せるわけではありません。

(1)
当面の処置として、部屋中にビニールを貼り、転居の際、万が一、当分に原状回復できなかったとしても、(大家さんと争うことになるかもしれませんが)敷金は戻ってくるでしょうか?

(2)
大家さんは、「証拠がないなら、取り合わない」と言われていますが、専門病院の予約は、9月まで一杯ですし、室内空気の分析をするには、結構なお金がかかります。

年度初めで、今は空き室が少ないでしょうし、ここは、住み慣れた土地で、引越しなど、まったく考えていなかったので、「どうして引っ越さなきゃならないの?」という気持ちもあります。

でも、今のままでは、この部屋に滞在するほど、体調が悪くなっていくのですが、どうしたらいいでしょうか?助言をいただけますと幸いです。よろしくお願いします。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

臭いによるトラブルはなかなか難しい問題ですね。残念ながらこのようなケースでは通常は決して費用
負担しようとしませんが・・・。

(1)
>当面の処置として、部屋中にビニールを貼り、転居の際、万が一、充分に原状回復できなかったとし
>ても、(大家さんと争うことになるかもしれませんが)敷金は戻ってくるでしょうか?

事前に相談して家主がOKすれば造作可能ですが、どこまで家主が費用負担を認めるかは覚書を交わしておいて証拠を残しておきましょう。(口約束は信用できません)

A)
今回の場合著しく健康を害する事実(入院 or 通院をして、体調不良との因果関係を立証できる場合)
が明らかに認められる場合には、民事裁判にて損害賠償請求は可能と弁護士が判断すれば勝算はあるかもしれません。(実際かなり面倒です。)さらに原因物質の究明にかかった費用もすべて請求する。
⇒実際しなくても交渉の材料にはできます。

B)同じ物件の下層の階に空き室はないですか?もしあればそこに引越し、その費用を家主に負担し
てもらう。

あるいは
C)敷金全額返還を条件に他の物件に自分で引っ越す。

A)~C)のどれか選択させるべく家主に提案してみてはいかがでしょう?A)をちらつかせながら
うまく譲歩を引き出してみてください。

家主も「損害賠償請求」される恐れを感じれば善処する可能性もありますが、それには依頼人が本気であることを示す必要があります。うまく交渉してみてください。
  ---------------------------

管理人さん、具体的で有益な情報をくださり、ありがとうございます。
大変参考になりました。

管理人さんの助言の通り、交渉してみようと思っているのですが、一箇所、教えていただきたい所があります。

「依頼人が本気であることを示す」というのは、例えば、どのような事をしたらいいでしょうか?

恐縮ですが、書き込みしていただけませんでしょうか?よろしくお願いいたします。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

まず善処しないと退去して損害賠償請求も辞さないというゆさぶりをして反応見てみます。(医療機関に健康被害の証明も合わせてとっておく)

反応次第でシックハウスの証明を行うことも必要になります。

以下サイトで費用が出ています。
他にもネットでさがしてみてください。(サイトに問い合わせてみるといろいろ教えてくれるでしょう)

http://www.n-kankyo.com/services/sickhouse.html

医療機関の証明とれれば実際検査までしなくても家主が折れる可能性はあります。(依頼人の方でいろいろ判断・検討してみてください。


TOPPAGE  TOP 
RSS2.0